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結婚の“条件” 年収、年齢、学歴、職業、趣味

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《婚相談所ブライズアカデミー 長井春美の考え》

結婚の“条件”  年収、年齢、学歴、職業、趣味

2020/10/22

メディアなどで婚活が取り上げられるとき、決まって話題になるのが、結婚の“条件”。年齢、学歴、職業、趣味。初婚か、そうでないとか、他にも身長、体重。親との同居を望む望まない、とか、いろいろあるのだけど、とりわけ話題にのぼりやすいのが“年収”であるかもしれません。
「400万では、ムリムリ! 500万以上、できれば1000万ある人と結婚したい!」
最近は、「駄目」のかわりに「無理」を使うようで、無邪気に「ムリムリ」と叫んでいる女性をよくテレビで見かけます。
結婚とは生活ですから、お相手の経済力が選択のポイントのひとつになるのは当然のこと。ダメでもムリでも、どちらでもいいのですが、絶対にゆずれない線があってもいっこうにかまわないと私も思っています。もちろん世の中全体の経済状況を見た一定の現状認識は必要だと思うけれど。

たとえば“年収500万”というひとつの条件を取り上げたとして、これって、ほんとうに結婚の“条件”になるのかなという気が私はしています。
年収500万。一年仕事をして500万の収入を得る。ということしか、この数字は伝えていません。
たとえば仕事の愛し方はどうなのだろう? 面白くって仕方がない毎日の結果得た500万。仕事は嫌で嫌で仕方ないけど、とりあえず懸命に勤めて得た500万。そういうのはもちろん極論で、嫌なことも楽しいこともあるのが仕事、というのが大半の感覚だと思うけど、同じ500万でも、仕事への打ち込み方楽しみ方かかわり方で、意味合いがちょっと変わってくる気がするのです。
“できれば”という望外の1000万の年収をもつ人と暮らし始めたとして、その1000万の代償として、毎日毎日仕事への愚痴を聞かされたとしたら、たぶん私には耐えられな(笑)。
たまたまお金の話をしましたが、“条件”として、表面にあらわれる数字やかたちには、必ず背景があります。そして、不変のものもない。少なくとも不変でありやすいのは、生活への臨み方、感じ方、愛し方という、心の姿なのじゃないのかなと思っています。
ちょっと肩の力を抜くと楽になるのは、婚活も同じことなのかもしれません。

 

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