異性とコミュニケーションがとれる 結婚相談所の役割
2020/08/27
人は人と接して、接し方を学ぶものです。
それはちょうど、赤ちゃんが歩いて歩き方を学ぶのと一緒かな。そして〈学ぶ〉という限りは、練習が必要なのです。
不思議なことに、同性とはコミュニケーションがとれるけれども、異性とはそれがひどく苦手、という人もときどきいます。とくに結婚相談所には、そういう人が珍しくありません。
内面には立派な世界をもっているのに、その入り口で悩んでいる。これは、ほんとうにもったいないことだと思います。
そういった人へのアドバイスとして、ブライズアカデミーでの出会いを、〈接し方を学ぶ〉という方向にとらえてはどうだろうと思います。結婚は最終的な目的として、それまではギクシャクするのも普通だということを、知っていただきたいと思うのです。普通じゃなくても、よくある話。
それをちゃんと知ってから、出会い、語らうことの喜びを知ってほしい。肝心なこのことが、どうしても、いまは少ないのです。それはもちろん、個々の問題じゃなくて、こういう時代をつくってきたみんなの問題。
乱暴な言い方をすれば、これが出来る人(出会い、語らえる人)、という選び方をしてもかまわない、とさえ思います。〈接し方を学ぶ〉とは結局、話が合う、というそのことに尽きます。この際だから(これが大切)、それを学んでほしいなと思います。