結婚相談所に入会してくる人は〈ごく普通の〉人たち
2020/12/07
ブライズアカデミーへ新しく入会してくる人の中には、それが初めてだったらなおのこと〈結婚相談所〉というものに対して、ある種の固定観念というものがあるだろうと思っています。
卑近な例えをすると、こんなところへくるのは、まずはモテない人だろうとか(笑)、写真をみれば、すぐに間違いに気づくだろうと思うのだけど、あいにく個人の情報を事前に知らせるわけにもいきません。
昔は(といっても、もう数十年も経つんだけど)、たしかにそういう人もなくはなかった。
それがとくに、結婚しづらい世の中になったといわれはじめた頃から、やってくるのは決まって〈ごく普通の人たち〉かなと思っています。
〈素晴らしく立派な人たち〉ではなくて、ごく普通の、どこにでもいる人たち。
ひとつだけいえるのは、世の中があまりに、遅くてもいいんだ、ひとりでいてもいいんだ、と言い過ぎるから、そのせいで出遅れてしまった人たちが多いのじゃないかな、ということ。
心の中で、結婚しようと決めてからでも、どんどん時間は過ぎていく。
そのタイムロスというのかな、それを見損なってはいけないと思います。
だけど、そのことに気づいただけでOK。
そこに〈結婚相談所〉の意味はあるということかな。