今年こそ「結婚をしたい」「結婚をする」を言葉にする
2021/01/05
明けましておめでとうございます。
令和3年、元旦。
今年もよろしくお願い申し上げます。
〈一ツ所を堂々めぐりしていたって、どうにもならない。それより、気持ちをなんか外にもってゆくことが、一番利口だと思う。〉
さて、上に記したのは文学座の女優・田村秋子さんの『姫岩』からの一節。堂々めぐりしていたってどうにもならない、という言葉が最近の若い人、とくには男性たちの心の様を表しているように思えるからです。
結婚したい気持ちはある。けれども、自分は相手にどう思われるか、嫌われるのじゃないか、声をかけたいけれども、といつも動いている。でも、心は動いていても、身体が動かなければ、結局ただの堂々めぐり。
まず、言葉にすることが必要なんじゃないかしら。自分は、結婚をしたい。結婚をする。そういうことを言葉にしていく。それも立派な行動です。
内から外へと気持ちを表していくこと。それが、〈気持ちをなんか外にもっていくことが一番利口だと思う〉に通じるのじゃないのかな。
もしも気持ちがあるなら、何かしら動かなくては、と私は思います。お正月の〈宣言〉をブライズアカデミーも待っています。