母性愛と父性愛、子供の結婚は最後の仕事です。
2021/01/28
母性愛というものを私は実際に経験しています。一般には、母親が子どもに対して抱く強い愛着のことを母性愛といい、とくに赤ちゃんから幼少年期にかけての深い思いを指しています。
汚い話かもしれないけど、おしっこだって、顔にかけられても喜んでいられた。
父性愛は、母性愛の〈終わる〉頃、生まれてくるもの。少し距離をともなった父親の視点が役に立った、という記憶はないでしょうか。
でも、いずれにしても、こうした母性の〈愛〉にしても、父性の〈愛〉にしても、それはいつか消える。消えるというか、かたちを変えていくものです。
私の母親としての愛情も、そう考えるとたしかに少し変わってきたような気がします。
いま、この母性愛と父性愛を、いつまでも、〈変わりなく〉もちつづけているご両親、とくには、やはりお母さんかな、そういう方をみかけることも多くなってきました。子どもが幼い頃にした接触行動はともかくとして、それに変わるように、子どもを自分の思うままにしようとする、ちょっと、ゆがんだ母性の愛情を表にする母親が増えてきたのかなと思うのです。
こういうときは、行き過ぎた母性を、父性が叱ってほしいと思うんだけどな。お父さんにとっても、結婚は最後の仕事です。