孤独に気づいたときには
2021/01/25
気がついたときには、もう遅いのかもしれない、という事があります。結婚の周辺ではあきれかえるほど、いつも起こっているのが、このこと。
どうしてか、もっとよい人がいるのじゃないかと思ってしまう。そして、衣服を替えるように、相手を替えようと思うのだけど、そう上手くはいかない。上手く替えられても、よく考えれば、前の人がよかったと思えることも。
そして、いつのまにか、自分の年齢があっという間に増えていくのを、なぜか自分だけが気づかない、ということも起こります。
だから結婚なんて無駄、中には、自分のお金を使われるのだから駄目なんてことを、平然と語る人も出てくる。それで、そのまま行ければよいのだけど、ふと気づけば〈孤独〉で、肝心のお金そのものを使うこともなく、たた生きていくだけという人も、中にはいる。
みんな、みんな、気づくのが遅いのです。
だけど、遅くしようと思って、そうしたわけではない。心も変わるし、身体も、変わる。変わるということに、ただ気づかなかったということ。
遅れても、いまさら、ということをいわれても、〈結婚〉したいという意欲がまだあるのなら、それは意味がある。その上で、では何ができるのか、一緒に考えていきたいと思っています。気がついて、諦めるのか、いや待てよ、と次の一歩を踏み出すのは、やはり違うことだと思うから。