女性が素晴らしいと思うのは、たったいちど二度の〈駄目〉で諦めないこと。
2021/08/19
いまはやっぱり男性が大事にされにくい時代なのかなと思います。私が子どもの頃など、父親の権威というのは絶対で、逆にいえば、女性はやっぱりどこか虐げられていました。
それが近年は、男女差別の撤廃や、女性の社会進出だとかいろいろいわれる中で、必然的に女性が強くなる、それに比べて男性は弱くなった。でも、それが一時的なことなのか(一時といっても長いけど)どうかは、まだ私には分かりません。
そういうことが、男性が結婚をしない、結婚を求めなくなったことに影響をしているのは事実だと思います。何でもかんでも押しつけられる。家庭といいながら、あるのは嫁と子どもの幸せ。自由な自分を置いておいて、何が結婚なんだろう、という言い分は少なからず分かる。それは、私が古い人間だから。
かしこい女性は、でも、どこにでもいることをわかってほしいんだよね。どこにでもいて、結婚の、ほんとうによい形というのを探してもいるし、実際、手にしてもいる。男が強いの、女が強いの、関係なく。
少なくとも、女性が素晴らしいと思うのは、たったいちど二度の〈駄目〉で諦めないこと。これはとくに男性たちに、見習ってほしいことだと思います。