婚活の場所選びの切り札 先ず会えると言うこと

　心理学のことばに、ノンバーバルコミュニケーションというものがあります。要するに、非言語によるコミュニケーション。
　アメリカのアルバート・マレービアン博士の実験では、人が他人から受け取る情報（感情や態度）は、顔の表情から55％、声の質（高低）、大きさ、テンポから18％、そしてことばの内容は7％に過ぎないということです。

　われわれが主体と思っていたことばの内容は、わずか7％に過ぎない、ということには、もちろん、多くの批判もあって、また別の実験によると、35％がことばの内容によるというものもあります。
　つまり、その数値を鵜呑みにはできないけれども、いずれにしても、思いがけず言語の役割は低いといえます。

　目は心の窓、目は口ほどにものをいう、というのも、まったくその通りという他ありません。

　大切なのは、会うということ。面と向かって話し合うだけで、大事なことも、そうでないことも、ちゃんと私たちは、介しあっている、といえるでしょうか。

　まずは何よりも、会えるか、会えないか、ということに焦点を絞って、婚活の場所選びの切り札にしてほしい。そう願っています。